Morinoの部屋

「遊び心いっぱいのホームページに!」の指示をHP担当者にスルーされ、別枠に用意された「Morinoの部屋」。 真面目すぎる医局員を何とか矯正?したい、そんな教授のほっこりルームです。 盛岡、いわて、趣味、ときどき医療をキーワードに、仕事に疲れほっとしたいときに発信します。

Morinoの部屋2021-01-13T14:36:04+09:00
1802, 2021

はらたいらさんに全部

By |2021年02月18日|Categories: Morinoの部屋|

ほとんどの時間をいわてで過ごすようになり、もうすぐ一年です。昨年の今頃は暢気にスペインに出張に出かけていたことを思うと、コロナは自分のライフスタイルを180度近く変えました。 雪量の多い今冬は、朝晩の運転で緊張の連続です。でも、ウインタースポーツに挑戦すれば、バラ色の冬です。今年の八幡平は雪質がとても安定し、バーンもよく締まっています。そこは安比や下倉といった極パウダーのウインターリゾートが広がる、スキーヤー垂涎の地なのです。かくいう僕も冬はもちろん、春のドラゴンアイから紅葉の松川渓谷に至るまで、一年を通じて八幡平の魅力に触れることができました。振り返ると、この時間はとても良質でした。このようなショートトリップだけでなく、田舎暮らしを求める人の移住先としても八幡平は人気が高く、前回紹介した雫石と甲乙つけがたい。何れも大自然に温泉、その上おいしい食材に恵まれ、北の贅沢な暮らしを約束します。魅了された県外の方々が移り住んでくることをとても理解できます。 [...]

712, 2020

虹の似合うまち

By |2020年12月07日|Categories: Morinoの部屋|

早朝に岩手山の麓に出かけると、雲の切れ目から覗く陽光が湿った空気に反射し、恐ろしいほど綺麗な虹が出ていることがあります。天気予報にもめげず早起きしてゴルフ場に向かう時のご褒美です。今年は、コロナの影響で週末も盛岡にいたので、周辺でたくさんの虹を見ました。車通勤で空を見る機会が増えたことや、心の余裕が影響していますが、これだけ頻繁に虹に出会う理由があるはずです。 虹ができるには、雨と斜めの日差しが必要でしょうから、朝夕に多いのは理解できます。盛岡界隈が多いと感じるのは、幼少期に外で遊んでいたのに、こんな頻繁に遭遇しなかったからです。生まれ育った東伊豆の海岸線は、極端に平地の狭い町で、東の水平線から朝日があたっても、西側に直ぐ山が迫るため光の屈折スペースがなく、西日も比較的早い時間に山に消えます。虹が出にくい地形だったと思います(朝の虹に関しては、見た記憶も無い)。それに対し盛岡周辺は、①それなりに広い平地が広がり、②東西は雨が降りやすい山に囲まれ、③太陽が低空飛行し(高緯度のため)斜めの日差しが注ぐ、という風に虹には良い条件が揃っている。夏の早朝、雫石の方角に大きな弧の虹が架かるのは、北西にそびえる岩手山(水滴が多い)に向かって、南東からの朝日が降り注ぎ、光の屈折を観察できる場所が広いからでしょう。 [...]

2210, 2020

みちのく一人旅

By |2020年10月22日|Categories: Morinoの部屋|

「ここで一緒に死ねたら〜いいと♫」「たとえどんなに灯りが欲しく〜ても〜♪」こんな悲壮感は皆無ですが、高校2年の夏、東北を一人旅したことがあります。「上野発の夜行列車」に乗り、4人掛けの直角シートで3人組の女子大生に囲まれ、終着の青森駅まで揺られました。楽しそうな3人は話しかけてきます。根掘り葉掘り聞いてくるお姉さんたちで、「何処の大学ですか?」、歳より老けて見えたので、適当に「慶応です」。話が長くなってバレない様、早々に眠ろうとしたのですが、隣人は容赦なく自分の肩にもたれかかり爆睡し、16歳には朝までドキドキの深夜急行でした。「青森駅は雪の中」とは真逆、快晴で爽やかな青森駅で下車すると、3人組を含め乗客は青函連絡船に向かいます。函館かぁ、いいなあ、情緒たっぷりの光景を眺めながら、一人寂しく人の群れと反対に歩き、「金木」をめざし五所川原方面に乗り換えました。当時、通学のために毎日3つの電車を乗り換える必要から読書量が増え、太宰の小説を纏めて読んだのをきっかけに、生家の斜陽館まで足を伸ばすことに決めていました。るるぶもgoogleもない時代、津軽鉄道の金木駅を降りた途端自分の位置がわからず、通りすがりのおばあちゃんに道を尋ね絶句しました。何話しているか全くわからん・・・日本語には「種類」があることを初めて体験しました。青森、十和田湖、花輪、盛岡、松島、仙台、周遊券が使えるバスとローカル列車を乗り継ぎながら南下し、途中サウナに寝泊まりし、仙台駅で変なおやじに絡まれながらも、ちょっとだけ成長感をかみしめ夜行で帰途につきました。もちろん盛岡に足を踏み入れたのはこれが初めてで、レトロな建物と駅前のサウナだけ覚えています。多分、公会堂や岩手銀行だったと思います。まさか、将来住む街になるなんて、先のことはわからないものです。 旅の記憶は、生き方のリミッターに作用します。大学生になると、①中国、②エジプト・ギリシャ・トルコ放浪と、1ヶ月単位のダイハードな大旅行に発展しました。大怪我でもしない限り、旅の失敗は直ぐに成功体験に変容します。新婚旅行は2週間のアンダルシア、リュックを背負ってホテルも現地調達、なんでスーツケースではダメなの?と連れ合いは理解を示さないものの、唖然とするようなものに出会うチャンスの多い、むしろリッチな時間だったと今でも主張するようにしています。こんなことを繰り返すと海外出張の閾値も下がり、年10回程度なら気にならなくなります。動いたからこそ得られるものも多く、最新の医療技術を何処よりも早く導入できたのは、このフットワークに寄るところ大です。 [...]

109, 2020

もり散歩

By |2020年09月01日|Categories: Morinoの部屋|

コロナの影響で学会や会議の出張が無くなり、盛岡で過ごす時間が増えました。会食の激減は飲酒機会を減らすことになり、身体に悪くないのですが、密閉空間でのエクササイズを断念したこともあり、運動不足解消が課題となりました。もともとランニングは大嫌いで、地道に運動を続けるのも苦手です。そこで、知らないところを楽しめて、苦しくない「お散歩」が日課になりました。運動効果を高めるため、心拍数を上げる早歩きです。雨の降っていない夜、盛岡のヒストリカルエリアを、ものすごいスピードで闊歩する大柄の男(少し猫背)を見かけたら、それは僕かもしれません。。。 考えてみると、盛岡に来て9年も経つのに、病院、自宅、駅、現在の繁華街(大通・菜園)、郊外の大型店以外に足を伸ばしませんでした。会話に出てくる町名や店前も、限られた地域しかわからない。。。盛岡の人は、場所をシェアするのに「××橋」のわき、みたいな言い方をするのですが(盛岡の人の地理感覚はどうやら「橋」が中心みたいです)、そもそも橋の名前がわからない。それが一転、夜の「お散歩」を小一時間続けるには、それなりに遠くまで歩く必要があり、当然どこかの橋を渡ることになり、自分の盛岡の地図が大きく書き換えられていきました。そして、今まで空白だった地図に、素晴らしい場所がたくさんあることを再発見したのです。 [...]

608, 2020

もりグルマン その①

By |2020年08月06日|Categories: Morinoの部屋|

この部屋の初稿で書いたヨーグルトの話題が意外に好評で、次はグルメもの、とリクエストがありました。そこで「もりグルマン」と名付け、いわてのおいしいもの(あくまでも私感)をご紹介するシリーズものを展開しようかと思います。いわば、私家版・盛岡のビブグルマン、です。 最初の特集は盛岡人(モリオカン)もきっとそうだと気付いていない、レベルの高い「男飯」を取り上げたいと思います。 [...]

1707, 2020

ロゴ

By |2020年07月17日|Categories: Morinoの部屋|

講座再編、病院移転という大きな組織改変が済み、ホームページをリニューアルするタイミングでしたので、「教室のロゴ」を作ろう、ということになりました。白衣やTシャツにプリントできるようなシンプルなデザイン、が担当に抜擢したS君への依頼でした。彼は劇団での俳優経験があり、そのセンスと人脈を期待しました。S君を中心に、いわてのシンボルって何だろう、ということになり、やはり「あれ」だけは絶対外せない、というのです。啄木さんに「ふるさとの山」と謳われ、岩手医大のロゴにも、かつて我々のホームページにも使わせて頂いてきた、そう「岩手山」です。 でも、ちょっと待てよ。いわてに所縁がない方、岩手山をご存じですか?津軽の岩木山は「帰って来〜いよ〜♫」、会津磐梯山は「宝のお山〜よ♪」と誰もが口ずさめるし、蔵王や鳥海山の名は必ず耳にするはずです。周囲の県には名山とのカップリングしたイメージがあるのに、いわてにおける「岩手山」は、名前のインパクトに乏しいのか、県民の主張が控えめすぎたのか、そこまで知られていないのではないでしょうか?僕は知りませんでした。 [...]

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