ステイホームで大変な毎日が続きますね。
僕もコツコツ自炊生活です。
もともと会食だらけで、家に居るときぐらいは低カロリーを目指してきましたが、今はまるっきり正反対に。
感染予防にしっかり栄養をとろうと思うのは、医者の自分も同じです。
しばし体重計に乗るのは禁止です。

地政学的にも四方を山(海)に囲まれ、新幹線の乗車率が下がれば自ずとロックダウンする宿命のいわて県は、食糧自給率100%とレベルの高い味付け文化、さらに我慢強い県民性で長期戦にめっぽう強いと思います。

単身者にしては最近の冷蔵庫は食材でパンパンですが、いつでも手に取れる定位置にヨーグルトが置かれています。
なぜかって腸活のためですが、いわてのスーパーなら普通に手に入る、数々のヨーグルトのレベルの高さに圧倒されています。

4年前の水害から奇跡の復活を果たした岩泉のそれはとても有名で、なめらか・濃厚・クリーミー。
全国にファンもいて、実際、神奈川の自宅近くのスーパー銭湯で風呂上がりのお客さんが普通に飲んでいます。
もちろん、小岩井や安比高原のそれも有名。

この数ヶ月冒険心から他の銘柄にチャレンジし、いわてが「ヨーグルト王国」であることを確信しました。(以下、すべて主観)
もちもち食感の湯田、飲むヨーグルトなのに濃厚すぎてコップから離れない、おおのミルク工房、王道すぎる早池峰、そして葛巻に田野畑。。。どれも個性がはっきりしていて、優劣をつけることができません。他にももっとあるようです。
ステイホームは、身近にあるのに、中々気づけなかった素敵なものに出会うチャンスですね。

気になって調べてみたら、なんと「盛岡市」はヨーグルト消費量日本一に幾度も輝いているようです。
頷けます。やっぱりここは王国だ。
どうりで巨大なジップロック(2kg袋詰め)で販売されている訳です。

盛岡というと「焼き肉や麺」のイメージがすっかり染みついていますが、これだけでは若い女性に退かれ気味なので、ここは一発「ヨーグルト大作戦」を仕掛け、国内に流通方法を整備し、纏まって広告すればあっという間に日本中にファンができ、盛岡駅や花巻空港の土産物にヨーグルトコーナーができるのになあ、です。

腸活はとっても大切そうなので、仕事柄からも応援したいと思わせる、ステイホーム中に発見した「ほっこり」です。